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リハビリブログ改め

雑感㉘:袈裟論/ダビングリスト案

おばんです。もういいでしょ普通ので。ここ考えるのに時間と労力使うもんじゃないと気づくのが遅い。はい、書きます。雑感です。

 

 

【袈裟論】

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という言葉を一度は耳にしたことがあるはず。意味は

お坊さんが憎くなると、身につけていた袈裟まで憎くなる。いったん嫌いとなると、その人に関わりのあるものすべてに嫌悪感をいだく心理のたとえ。

コトバンクより引用)

 

というものである。今さらではあるが、どう考えても袈裟に責任はない。袈裟にまで憎悪の範囲を広げる必要は無い。

 

こんな簡単な話でも、人間の感情は複雑なものでそう簡単には坊主と袈裟を分けて考えられない場合がある。

 

実際に経験したパターンで言うと、予備校時代の英語講師がサッカーの話になった際に、「でも俺サッカー嫌いなんだよね。理由は高校時代のサッカー部のやつらがいけ好かなかったから」という話をしたことがあった。

 

当たり前も当たり前だが、「サッカー」という競技と「当時のサッカー部員」は分けて考えるべき。そんな単純な理屈であったも、良い年した大人が未だに"袈裟”を憎んでいたりする。余談だがその講師は東大卒というレベルの人間であった。

 

結局は心理・感情の問題なので致し方ない。ただ、大人になってから「坊主と袈裟の分離」に成功したパターンがある。それは野球中継*1である。

 

子供の頃、見たいテレビ番組が野球中継延長により、延長もしくは延期ということがまだあった。恐らくそれを経験したラストの世代だと思う。当時は野球にそこまで強い関心があったわけでは無かったが、自分の好きな番組が延長や延期になった時には、野球ごと否定的な感情になったことは実際にあった。

 

しかし、時間が経つに連れて「野球という競技ではなく、延長するテレビ局の問題では?」と考えるようになった。これこそ「坊主と袈裟の分離」である。当然の話ではあるが、中々気づけない。

 

大人になれば上手く「坊主と袈裟」を分けて考えられる。ただ最近では、「好きな坊主」が「嫌いな袈裟」を着るという少々ややこしいパターンが存在する。雑な例えだが、好きなタレントが支持していない政治政党の議員と仲良くしていたみたいなことである。もうこれに関してはずっと袈裟の部分を無視し続けるか、坊主ごと距離を置くしかない。

 

結論としては、「『何が坊主で何が袈裟か』」という線引を常に意識しておいた方が良い」ということになる。単純ではあるものの常に正しく線を引けるかというと中々難しいだろうな。

 

 

【ダビングリスト案】

2009年末にレコーダー機能付き録画テレビを購入して以降、HDDに録画しては、DVD/BDにダビングするという行為を繰り返している。この配信全盛の時代に、次いつ見るかも分からないのに常にHDD録画残量を意識しながらダビングし続けている。

 

そんなダビングばかり繰り返してきたが、ここにきて大きな問題に直面する。それは「どのディスクに何をダビングしたのか分からない」ということである。十数年ダビングを繰り返していればその数も膨大で、50GBのディスクは推定でも200~300枚以上は存在する。その中に何が録画されていたかまでは完全に把握していない。

 

そんなディスク群のダビング情報を思い切ってリスト化したいと考えている。ただ、どういうフォーマットで纏めれば良いかはまだ決まらない。とりあえずの構想だけをまとめておく。

 

  • データ方式はExcel
  • 記録情報は「ディスクナンバー」「ディスク名」「録画番組一覧」「録画日時」「備考(ディスク再生状態やメーカーなど)」にする。
  • クラウドに保存してスマホなどからでも見られるようにする。
  • 保存しているケースごとにシートで切り替えるようにする。

 

この4点までは決めてある。問題は録画情報をどこまで詳細に記入するかという点と、膨大な時間を有するというところ。果たしていつになれば追いつくだろうか…

 

まずはフォーマットが決まり次第、作業を進めていきたい。加えてExcelが上手くもなりたい。

 

では、今日はこのへんで。

*1:『雑感⑦』の「中継と延長」でほぼ同様の話をしていたので註釈。https://isomura-sun.hatenadiary.com/entry/2021/08/08/161909