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リハビリブログ改め

雑感①:テレビ離れ/謙虚さ/童貞いじり/性欲/恋愛/教養

おばんだね。緊宣(緊急事態宣言)が延長に次ぐ延長で基本在宅です。今回から『雑感』シリーズというのをやってみようかと思います。シリーズを作るも基本続かずに終わってる?(暫定)ので今回は続けられればと。コンセプトとしては「Twitterには書かないけどなんとなく思っていること & ふと思い出したこと」でやっていければ思っています。

 

テレビ離れ

テレビ離れ云々ですが、「テレビ離れ」「テレビコンテンツ離れ」は別々にして論じた方がいいと思う。前者はテレビという映像出力装置を利用しないという意味だけど、後者はコンテンツそのものに興味がないということで意味合いが少し変わってくるはず。

 

最近囲碁や自転車レースをちょこちょこ見るようになったのですが、この両者は地上波でほとんど放送されていないですよね。囲碁はまだNHKで対局が放送されるけど、自転車レースはJ SPORTSやネット配信のみ。何が言いたいかと言うと、テレビ(ここでは主に地上波を指す)に興味のあるコンテンツがあるかどうかの違いしかないと思っている。テレビが家に無くても、面白ければ配信でガンガン見るよ!という層は確実にいるはず。そこをネットパワーでフックアップできればというのはずっと言われているやーつ。

 

後者のテレビコンテンツ離れが起こったらいよいよだとは思うけど、オーバーな言い方だけど人類が映像コンテンツを見ることをやめない限りは大丈夫ではなかろうか。

 

少し話逸れるけど、2011年あたりにフジテレビがめちゃくちゃ批判されていた頃、テレビを見ない友人がいわゆる「ネットニュース的な批判」しかしなくて本当にしんどかった。ああいうのが2chまとめを盲信するんだろうな…と少し距離をおいてしまったのを思い出した。

 

謙虚さ

自分の守備範囲外、専門外のものに対していかに受け身になれるか大切。ニュースサイトのコメント欄を見ていてると特に感じる。言い換えれば「誰でも言える正論」をいかに言わないかが品性だと思ってる。その品や姿勢が「謙虚さ」かと。

 

童貞いじり

「童貞」ってキャラクターとしての共通認識が強いから、ドラマや映画、漫画等でネタにされやすい。が故にどうしても「いじる」「いじられる」という構図がハッキリとしやすいなぁーって。

 

かつてハイチュウみたいな名前の人が、過去の「童貞いじり発言」が問題視されていたけど、あれは非難されてもしょうがないなと同時に「いじりやすかったから」が全てと思っている。「処女いじり」とかほとんど聞かないし。いや、あるんだろうけどメジャーじゃないという点で。

 

性欲

人間の三大欲求の一つという風になっているけど、どう考えても食欲・睡眠欲とは一線を画す存在ですよね。社会的に見てウェルカムじゃないなぁというか。基本肯定されないですし。社会的なことだけを言えば、出産が終われば無くなるべき存在だけど人間の動的本能が都合よく社会に合うわけもなく…犬猫だって社会の都合で去勢されるしね。

 

恋愛

人並に興味はあって、少々経験もあるけどそれ以降のきっかけが掴めん。今の時代、マッチングアプリという文明の利器があるけど男性は月額2~3000円ぐらいかかるのが相場。NetFlix契約してもおつりがくる...という価値観になっている。どういうモチベーションと認識が正解なのか一切わからんな。今後の経験でそこがはっきりするんだろうけど。

 

 【教養

「教養だから学ぶ!」「知っていなければならない!」というのは義務教育以降はほとんどなくて、教養は今の知識や経験、趣味の結果でしかない。以前Twitterで「教養があれば酒とセックスだけで繋がるような関係にならないで済む」という話が話題になったけど、共通の話題さえあればなんでも教養になるよね。学問みたいな高尚なものだけじゃなくてね。

 

今日はこのへんで。では。

テレビと秋田とフラッシュ倉庫

おばんでしたね。4月だってのに嘘みたい寒かったり、嘘みたい暑かったり…4月は本当に君の嘘なのかもしれません。お後がよろしかったかは任せます。今日は日頃思っている「テレビとネット」について書いてみます。

 

 「テレビ離れ」と言われて久しい昨今です。若者を中心にスマートフォンでメディアコンテンツを消費することが当たり前の時代となりました。特に小中学生は一日中YouTube視聴やスマホゲームをしており、テレビコンテンツは見向きもされない・・・なんて話は恐らく2010年代頃から言われるようになったでしょうか。

 

元々、ネットに依存する人はそれなりにいたとは思いますが、スマホの普及により加速したというのは言うまでもありません。勿論若い人でも「テレビ大好き!」という人は少なからずいると思いますが、その分母は年々減少傾向にあると言っていいでしょう。

 

で、そういう自分はどうなんだという話なんですが、生まれて物心がついた頃には噛り付いてテレビを楽しんでいたかと思います。兄と一緒にアニメや戦隊ヒーローものを見ていたのはもちろんで、祖父が根っからのジャイアンツファンで一緒にプロ野球中継を楽しんでいましたし、当時両親は共働きで少し遅め帰ったきた時でも「月9」やその後の『SMAP×SMAP』やその他バラエティを幼少期の頃から見ていた記憶があります。

 

THEテレビっ子家庭で過ごしていましたが、一つイレギュラーなことが発生します。それは「夏休みに秋田へ行く」ということです。親の実家が秋田にあるということで、毎年お盆の頃には行くのが恒例行事でした。

 

察しが早い人にはお気づきかもしれませんが、秋田県には民放3局しかなく、テレビ東京系列に加えてTBS系列の放送局までもが未だに存在しません。(2021年4月現在)そのため、平日の昼間の時間帯はまぁー暇です。ビデオデッキも無かったですし、衛星放送も子供向けの放送はありませんでした。加えて兄は携帯用ゲーム機が持っていましたが、自分にはありませんでした。

 

そんな秋田でしたが、なぜかネット回線は充実しており快適にネットサーフィン(おそらく死語ですが、当時のネット界隈の雰囲気を出すためにあえて採用)が出来ました。今考えると、おこちゃまな自分にPC環境を簡単に提供するなんて中々危険なこともする家庭だったなとは思いますが、兄と二人での使用だったのでOKが出たのだと思います。

 

そんなネットサーフィン中にあるサイトを見つけます。それは『おもしろフラッシュ倉庫』というサイトです。当時はフラッシュ倉庫が最盛期を迎えていました。そこには今まで見たことのない世界が広がっておりました。

 

当時のフラッシュ倉庫はネット特有のアングラな空気感と様々なパロディネタ動画が存在しておりました。『高速サザエさん』『ハゲの歌』『楽しい算数』『楽しい国語』『小小系列』挙げていけばキリがないです。

 

と、テレビコンテンツが満足に見れない地域にいた時期があるため「ネットコンテンツにドはまりする」という時代がありました。そのため「スマホに熱中する中高生」の気持ちが少し分かるような気がします。都会に住んでいるならまだしも、放送地域格差のある地方に住んでいる人はなおさら、ネットやスマホへの熱中度は高いと思います。

 

運良く自分はテレビとネットの両コンテンツを上手に吸収できた幼少期だったなと思います。これは時代的なことよりも、家庭環境の要素も大きいのかなと感じています。

 

テレビ対ネット」と対立軸で考えることが多いとは思いますが、両方の面白さと性質と弱点を理解した上で少なくても自分は「両方面白い」としか思わないです。「テレビ」も「ネット」も大きな主語なので、多種多様なコンテンツがあるため慎重に語らないといけないですが。

 

では。

 

 

 

 

【参考サイト】

「Flash終了」までの20年とはなんだったのか? ネット文化からアニメへ至るFlashの歴史を振り返る(1/3 ページ) - ねとらぼ

 

 FLASH黄金時代とは (フラッシュオウゴンジダイとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

 

 

 

【2021年4~6月期】チェックしているテレビ・ラジオ・配信コンテンツ

おばんでした。過去形。3ヵ月に一度のお楽しみという名の自己満足です。4月ということでテレビ・ラジオ共に多くの改編がありました。コロナ禍ということもあって、予算的にも厳しいという声もあるみたいですが、それを気にさせないぐらい面白い番組が放送されることを祈るばかりです。

 

テレビ(バラエティ中心)

  • 【継】『内村さまぁ~ず』放送局:TOKYO MX 放送時間:23:30〜23:57 視聴パターン:録画メイン※2
  • 【継】『激レアさんを連れてきた。』放送局:テレビ朝日 放送時間:23:15~0:15 視聴パターン:リアルタイム+録画
  • 】『マヂカルクリエイターズ』放送局:テレビ東京 放送時間:0:05~0:35 視聴パターン:リアルタイム+録画
  • 【継】『しくじり先生 俺みたいになるな!!』放送局:テレビ朝日 放送時間:0:15〜0:45 視聴パターン:録画
  • 】『賞金奪い合いネタバトル ソウドリ〜SOUDORI〜』放送局:TBSテレビ 放送時間:0:58~1:28 視聴パターン:録画
  • 【継】『さまぁ~ず論』放送局:テレビ朝日 放送時間:2:56~2:16 視聴パターン:録画

 【火曜日】

  • 【継】『マツコの知らない世界』放送局:TBSテレビ 放送時間:20:57~22:00 視聴パターン:時々
  • 【継】『ロンドンハーツ』放送局:テレビ朝日 放送時間:23:15〜0:15 視聴パターン:リアルタイム+録画、時々録画
  • 【継】『霜降りバラエティ』放送局:テレビ朝日 放送時間:0:15~0:45 視聴パターン:録画
  • 【継】『にゅーくりぃむ』放送局:テレビ朝日 放送時間:1:56~2:16 視聴パターン:録画

【水曜日】

  • 【継】『有吉の壁』放送局:日本テレビ 放送時間:19:00~19:56 視聴パターン:リアルタイム+録画
  • 【継】『水曜日のダウンタウン』放送局:TBSテレビ 放送時間:22:00〜22:57 視聴パターン:リアルタイム+録画
  • 【移】『あちこちオードリー』放送局:テレビ東京 放送時間:23:06~23:55 放送局:テレビ東京 視聴パターン:リアルタイム+録画
  • 【新】『お笑い実力刃』放送局:テレビ朝日 放送時間:23:15~0:15 放送局:テレビ朝日 視聴パターン:録画
  • 【継】『お願い!ランキング(太田伯山ウイカの「はなつまみ」)』放送局:テレビ朝日 放送時間:1:15~1:45 視聴パターン:録画メイン

【木曜日】

  • 【継】『プレバト!!』放送局:TBSテレビ 放送時間:19:00~20:00 視聴パターン:リアルタイム or 時々
  • 【継】『千鳥の超クセがスゴいネタGP』放送局:フジテレビ 放送時間:21:00~21:54 視聴パターン:リアルタイム+録画
  • 【継】『アメトーーク』放送局:テレビ朝日 放送時間:23:15~0:15 視聴パターン:リアルタイム+録画
  • 】『かまいガチ』放送局:テレビ朝日 放送時間:0:15~0:45 視聴パターン:録画
  • 】『NEWニューヨーク』放送局:テレビ朝日 放送時間:1:56~2:16 視聴パターン:録画
  • 【継】『白黒アンジャッシュ』放送局:TOKYO MX 放送時間:2:40~3:10 視聴パターン:録画

【金曜日】

  • 【継】『全力!脱力タイムズ』放送局:フジテレビ 放送時間:23:00~23:40 視聴パターン:リアルタイム+録画
  • 【継】『ネタパレ』放送局:フジテレビ 放送時間:23:40~0:10 視聴パターン:時々リアルタイム 
  • 【継】『タモリ倶楽部』放送局:テレビ朝日 放送時間:0:20~0:50 視聴パターン:リアルタイム+録画

 【土曜日】

  • 【継】『ゴッドタン』放送局:テレビ東京 放送時間:1:45~2:10 視聴パターン:録画メイン

【日曜日】

  • 【継】『有吉ぃぃeeeee!』放送局:テレビ東京 放送時間:21:54~22:48 視聴パターン:時々
  • 【継】『爆笑問題のシンパイ賞』放送局:テレビ朝日 放送時間:21:55~22:25 視聴パターン:リアルタイム+録画
  • 【継】『テレビ千鳥』放送局:テレビ朝日 放送時間:22:25~22:55 視聴パターン:リアルタイム+録画
  • 【継】『ガキの使いやあらへんで』放送局:日本テレビ 放送時間:23:25~23:55 視聴パターン:リアルタイム+録画
  • 【継】『にけつッ!!』放送局:日本テレビ 放送時間:1:55~2:25 視聴パターン:録画メイン

 

ラジオ

月曜日

【火曜日】

 【水曜日】

 【木曜日】

【金曜日】

【土曜日】

【日曜日】

  • 【継】『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』放送局:JFN系列 放送時間:20:00〜21:55 聴取パターン:リアルタイム or 時々録音

アニメ・ドラマ

【アニメ】

 

配信・その他

【月曜日】

  • 】『サウナを愛でたい』放送局:BS朝日 放送時間:22:00~22:30 視聴パターン:リアルタイム+録画
  •  【継】『しくじり学園 お笑い研究部』配信サービス:AbemaTV 更新時間:毎週月曜日本編終了後

【火曜日】

  • 【継】『公式!せせらぎTV』→『公式!踏み台TV!』配信サービス:YouTube  更新時間:23:00~24:00前後(終了時間未確定)

【水曜日】

  • 【継】『相席食堂』配信サービス:TVer 更新日時:毎週水曜日15:00に最新回を配信
  • 【継】『チャンスの時間』配信サービス:AbemaTV  更新日時:毎週水曜日23:00~0:00放送。放送後一週間Abemaビデオで無料配信

【木曜日】

  • 【継】『やすとものいたって真剣です』配信サービス:TVer 更新日時:毎週木曜日0:15頃最新回を配信予定

【金曜日】

不定期】

【ラジオ】

 

【累計】

  • テレビバラエティ:30本 前期比:-3
  • テレビ(ドラマ・その他):0本 前期比:-2

  • ラジオ:19本 前期比:+1
  • 配信:6本 前期比:±0
  • アニメ:7本 (新番組が6本、継続が1本)前期比:-3

 

【感想】

改編期ということで一気に増えるかと思いきや、番組終了や視聴をやめた番組もあってトータルではマイナスになりました。ラジオはANNXが始まったのですが、聴けるかどうかはまだちょっと未定です。とりあえず音源は残しておきます。アニメはゾンビランドサガ リベンジが楽しみです。って…勇者ああああどこいったん!!!!!!!!

【追記】

※マーク外しました。

ポケモンのデータが消せない

おばんでしたかね。すっかり春ですね。そう春。出会いと別れの季節。今日は少しいつもとは違う感じの話を。

 

子供のころからゲームのポケットモンスターにドはまりしており、小中では「最高のコミュニケーションツール」として大いに機能しておりました。

 

振り返ってみると私には兄がおり、ポケットモンスターの赤・緑、金・銀・クリスタルがあったため、その「おさがり」をプレイすることで周りよりも早くポケモンをプレイできたのは今考えてみると良かったと思っています。

 

はじめて単独でプレイしたのが『ポケットモンスター ルビー・サファイア』でした。未だに最高傑作の呼び声高いみたいですね。間違いなくコミュニケーションの輪を広げたのは間違いないですし、もしここでプレイしていなければ今でも付き合いのある友人に出会えていなかったとすら思います。

 

そんなポケモンのセーブデータを消したことがありません。おそらくRPGも含めてですが、ポケモンに関しては尚更消すことができないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

理由は、友人を亡くしたからです。

 

中学の頃に仲良くなったS君という友人がいました。彼は別小学校出身では初めての友人です。そんな彼との出会いのきっかけもポケモンでした。

 

彼の家にも何度か遊びに行きました。彼は若干気弱な性格で、スポーツをやるタイプでもなかったので、ずっとポケモンをやっていたかと思います。

 

時は流れて中学3年の頃。彼は親が再婚した関係で転校することに。実を言うと彼と親密に交流があったのは、中学1年生の時でそれ以降はそこまで遊ぶ感じではありませんでした。

 

ただ、転校というとネットやスマホが今みたいに普及していた時代ではないので、会うことはかなり少なくなるということは薄々気づいていました。そこで、彼とは年賀状を送りあうということで、コミュニケーションを取ることにしました。

 

彼との会話はこれが最後でした。

 

高校1年の夏休み最初の日。中学時代の友人から一通のメールが。「S君が交通事故で亡くなった」と。あまりの急な話に全く感情が追いつきませんでした。その後、彼から貰った年賀状をもう一度見ました。そこにはポケモンのイラストと共に「また遊ぼう」の文字が。

 

彼とポケモンで遊んだ記憶と、もう二度と遊ぶこと出来ないという事実で頭がいっぱいでした。

 

葬式を終えて家に帰ると、まずゲーム機の電源を入れて彼と交換したポケモンのデータを確認しました。「彼とポケモンで遊ぶことはできない」という事実がまだ受け入れられない。そして、「このセーブデータを消すと彼との思い出が消えてしまう」そう考えるとポケモンのデータは消すことできませんでした。

 

夏休み前の季節になるとこのことを思い出します。もっとやりたいこと、勉強したいことあっただろうなぁ...と。ポケモンに限らず彼は真面目でコツコツと積み上げるタイプだったので、なおさらそう感じます。

 

その後の人生で深く落ち込み、思い悩むことは多々ありますが、それでもなんとか前を向くようにしています。「彼の人生の分まで…!」と背負うわけではありませんが、前に進めるようには生きていこうと思います。

 

では。

 

ポケットモンスター ルビー

ポケットモンスター ルビー

  • 発売日: 2002/11/21
  • メディア: Video Game
 

久々にディズニーランドに行った話

おばんですね。二度目の緊急事態宣言が明けましたが、警戒しなくはいけないですね。くわばらくわばら。今回は去年12月に行った施設の話を。

 

昨年12月に浦安市にある慰安施設『東京ディズニーランド』に友人グループと行ってきました。元々は一昨年から一度ディズニー好きの友人を中心にディズニーランドに行こうという計画がありました。

 

しかし、コロナ感染拡大に伴い流れに流れて…なんとか12月に感染対策を徹底した上で行くこととなりました。

 

思い返してみるとディズニーランドへ行くのはおそらく小学生以来かと思います。一回中学の卒業旅行でシーに行きましたが、それでもかなり久々なイベントでした。

 

ディズニーランドと言えば「夢の国」と言われるほど、そのファンタジーな世界観とキャストの徹底されたホスピタリティで開演から30年以上経った今なお愛される王道テーマパーク。

 

しかし、中高時代の鬱屈した時代に培ってしまったひねくれ根性に、ディズニーのファンタジーはあまりにもキラキラしすぎていました。加えて家族的なイベントも無くなり、特に「行く理由」が無い状況が長らく続いていました。

 

そんな中でのディズニーランド。正直、「友人と久々のイベントだしまぁ行ってみるか・・・」というこれまたひねくれた気持ちで行くことなりました。

 

 

 

で、結論から言うと、とても楽しいイベントでした。去年9月からオープンした『美女と野獣“魔法のものがたり”』のハイクオリティに驚かされたかと思いきや、『ビッグサンダー・マウンテン』の爽快感と若干の恐怖感(ジェット系苦手なんですよかんにん)。その他にもファンタジーに溢れたアトラクションの数々に、久々に時間を忘れて遊んだかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

ディズニーランド自体かなり久々だったのですが、入園から数分で子供のころ記憶が数多くカムバックしてきました。「ビッグサンダー・マウンテンに怖がりながらもなんとか乗ったなぁ」とか「目が回るのが怖くてティーパーティに乗らなかったなぁ」とか。

 

大人になってから忘れてしまった「純粋な自分」を少し拾い集めることに無意識的に成功してしました。

 

考えてみると、大人になる過程で必ず「ミッキーは着ぐるみで中に人が入っている」ということに気づいてしまいます。いや、子供の段階でもある程度分かってしまう。ただ、今回のディズニーランド計画を指揮してくれた友人の楽しそうな表情にそんなことはどうでもよくなりました。「人が入っていようとミッキーはミッキー」この思想が今の自分には足りていないことに気づかされました。

 

いわゆる「斜に構えた人」は大真面目に東京ディズニーランド(またはシー)で一回思いっきり遊ぶことをおすすめします。そのファンタジーっぷりに最初は面食らってしまう部分もあるかと思いますが、一度乗っかればすんなり楽しめるかと思います。いや、中高時代に鬱屈した時間を過ごしてしまった人ほど、色々と発見できるんじゃないかと思っています。

 

非日常に一回ぐらいは全てを託してみるのもアリですよ。

 

では。

納豆

おばんです。もう2月が終わりだそうです。にわかには信じがたいですが、どうやら事実だそうです。おーこわ。今日は軽い話を。

 

生まれてからこの方、納豆が苦手で食べられません。何ならしっかりと食べた記憶すらありません。

 

両親や、今は亡き祖父母はしっかりと納豆を食べる人間で、秋田に行った際も納豆を食べる家庭でした。そんな中、私と兄が遺伝子の突然変異としか言えないレベルでの「納豆嫌い」でした。そのきっかけはなく、物心がついた頃には納豆を食べない人間でした。

 

小学校に上がってからも給食に例のあいつ(納豆をヴォルデモート扱い)はやってきます。苦手なので、配膳ときに納豆カップを残すと周りから100%つっこまれます。

 

「納豆なんて食べ物ではない」「腐っている時点で廃棄物」「食していいヴィジュアルではない」等々のフレーズが湯水のように沸いたかと思います。納豆生産業者の方、この場をお借りして謝罪します。大変申し訳ありません。

 

そんな納豆嫌いな私が、子供のころ両親から言われた言葉があります。それは、いつものように納豆ヘイトをかます私に

 

「あなたが納豆を苦手なのは構わないけど、納豆を作る人や納豆を楽しんでいる人を否定してはいけないよ」

 

この言葉今でも思い出します。納豆に関わらず、「自分の嫌い」と「他者の嫌い」をきちんと区別することが重要だと子供ながらに感じました。価値観の違いを考える上での道徳をまさか納豆から教わるとは思っていませんでした。思うはずがありません。

 

それから幾つも時は流れ...もちろん今でも納豆は食べられません。

 

食べられないですが、世の中にはこの納豆を心の底から愛し、もしかすると人生を納豆に救われた人間がいたりすることも忘れずに生きていきたいとは思います。

 

では。

 

 

自己肯定感と矢作兼

おばんだぞ。緊急事態宣言が延長されたので、まーだ用心です。本当にいつまで言えばいいのか。今回は少し長めのやつ。10年以上前から思っていることを。

 

10代後半から病気なんかもあり、だいぶ塞ぎ込んだ人生を送っていました。行きたい高校にも行けずに終始ネガティブだった記憶です。色々変わるタイミングもあったとはいえ、その機会をことごとく逃し続けて今に。それぐらい引きずっていました。

 

高校時代からの私はいわゆる「クラスの一軍」「陽キャラ」とは真逆のタイプで、教室の片隅で読書か携帯を弄り、放課後は図書室で時間を潰す。そんな毎日でした。

 

でもそれは高校時代以降の自分であり、小中はクラスのムードメーカー的なポジションでした(強がりでもなんでもなく事実なんです!信じてください!)。

 

これが厄介で、根暗ではなく、自分の場合は「昔はクラスの人気者ポジションであったというプライド」のせいで空回りするということが何度か発生します。高校だと、それまで小中で築き上げた友人関係が一旦リセットされるので「自分の取扱説明書」が理解されないまま、学生生活がスタートしてしまいます。

 

そんなこともあり、10代後半からは「自己肯定感」が失われた精神状態だったと思います。具体的に何かに失敗したわけでもないのに、挑戦する前から失敗のことばかり考えては何も行動できない人生を送ってしまいました。

 

だいぶ前置きが長くなくなりましたが、この「自己肯定感」がここ数年とても大切だと言われて久しいです。自己啓発系の本やブログ、動画を開けば「自己肯定感が〜」の連続です。そもそもこの自己肯定感とはなんだろうか。

 

>>>「自己肯定感」とは、自分自身を受け入れ、尊重し、ポジティブに捉えることができる感情のことをいいます。他者と比較して何ができるか、何を持っているかなどで優劣を決めるのではなく、評価や成果の有無にかかわらず自分軸を持ち、そのままの自分を受け入れます。自己肯定感は、恐れや不安といったネガティブなモチベーションではなく、信頼や安心感をベースに前進する力を与えます。

自己肯定感(じここうていかん)とは何? Weblio辞書より

 

この文章を読むに、自分が失ってきたものの全てと言っていいほど、この自己肯定感が自分には無いことに気づかされます。なりたいものにもなれず、かと言って憧れはある。常に劣等感と焦燥感だけが、自分の身体をグルグルと駆け巡る。ありのままの自分を受け入れられませんでした。

 

そんなときにある芸人の言葉を思い出す。それはかつて、おぎはやぎ・矢作兼が、爆笑問題太田光に言ったとされる

 

矢作「太田さんは凄いけど、なりたくはない」

 

という言葉である。振り返ってみればシンプルな一言で矢作さんらしい言葉であるが、今の自分にとっては強く刺さりました。

 

考えてもみれば、サッカー選手にも、イケメン俳優にも、アイドルにも、資産家御曹司にも、お笑い芸人にも、NASA職員にも、東大生にも、錬金術師にも「凄いけど、なりたくない」「なれなくてもいい」と思えることで、自己肯定感は高まるような気がします。気のせいかもしれないけど。

 

今の自分は少しずつ肯定するために「憧れ」を「敬意」に変えて、自分にできること、やりたいことを確認する。そんな毎日になれたら、今よりかは自信を持てる人生になると思っています。

 

あの時「矢作兼の言葉に(勝手に)救われた」と思えるかもしれない。

 

思わないかもしれないけど。

 

では。